二次創作絵等ブログ。
by aru
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Supper



貴方も、食べるの?!

何だよ、アンタ、オレのこと電池無しで動く便利な機械とでも思ってたワケ?
肉、減るんよ。
垂れっぱなしじゃん。
補充する必要があンの。
それ、くれない。

言って、リオが手にしたベーコン入りのホットサンドを指差す。
彼女はとぼけた目をして一口かじったベーコンサンドとエデアを交互に見、
恐る恐るに渋々を付け足した様子でパンを持つ手を差し出した。
エデアは間髪容れずにそれをヒョイと片手で摘み、
口で空いた方の手にはめていたグローブを引き抜いた。
腐肉の糸を引いて、食事時には強烈な印象の素手が現れる。
まだパンを口に含んでいるリオが怪訝な顔をした。

安心しなって、続きは向こうでやるからさ。

エデアはグローブを噛んだまま器用に喋ると
パンを持った方の手をついて立ち上がり、
目に付いた薮の方へぶらぶら歩いて行ってしまった。
と、同時に周囲の空気が澄んでいき、思わず伸びをする。
リオは夕暮れの涼しい風が運んでくる青々と茂った草木の匂いを思い出していた。
ここは町と外部とを区切る囲いから少しばかり離れた草むらだ。
羽虫が煩いけど仕方ない。
ネクロマンサーが死者を連れて住居区へ入る事は禁じられている。
確かに、彼みたいのを町へ連れてったら、
住民から驚異とひんしゅくの眼差しは受けれど、良い事何も無いわよね。
買い物ひとつ満足に出来なさそう。
強盗のお供には良いかもしれないけど。
ころころと転がすように空想を巡らすのは彼女の得意技だ。
そんなだから、一人の時間はすぐ幕を閉じる。
既にリオの鼻にも馴染みつつある腐臭をまとって、エデアが戻ってきた。

あの、美味しかった?
私の晩ご飯。

ぜーんぜん。
味なんかカンケーないね。
オレがどうやってモノ喰うか知らんでしょ?

・・・?
どうやるの?

この手でな、ドロドロに腐らせて喰うんだよ。
・・・や、嘘じゃねえんだわ、残念ながら。
腐ったモンしか身体が受け付けねェの。
虚弱体質だから、オレ。

・・・・・・貴方が気を利かせてくれて良かったわ・・・。

エデアの笑えない冗談を聞き流し、ひもじいお腹をさする。
その様子を見たエデアが少しすまなそうに苦笑した。
あら、そんな顔するんだったら私のご飯買って来てくれても良いのに。
言いかけてリオは口をつぐむ。

・・・私、もう一回ご飯買ってきます。

あ、じゃあオレのも。
正直あれくらいじゃ足ンない、全然。

先程の表情はどこへいったのやら、まるで悪びれない態度。
リオは一人腑に落ちない顔をして、
二人分の遅い夕食を買いに、街灯が灯り始めた町の中へと入っていった。

River idea→


道中の小話。
secondすぐの続きでは無い。
つまり、エデアは数日間食べてないってこと。
悪いのは一行目からダイレクトにリオだけど
(らーばりすのひとは対等に扱いましょうね)言わない方も言わない方。
単に最初の台詞を思いついてメモ代わりに書いたら止まらなくなったっちゅう。
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by 2-ji | 2011-11-15 08:13 | ▲ 創作キャラ 【New!】
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