二次創作絵等ブログ。
by aru
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オボロ 四

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(くっ・・・!この人・・・思ってたより手強い・・・!!)

「大人しく金目のもんを渡してくれりゃぁ俺らもこんなことはしたくねぇんだけど」
カラリッジは握りこぶしに力を込める。するとジュウっと焼ける音と煙が立ち込めてきた。
オボロは間合いから一気に相手の懐へと飛び込み、逆さに切り込む。が、その刀はいとも簡単にカラリッジの手で止められてしまった。
(この人の身体はまるで石のように固い・・・!切りつけるだけじゃ歯が立たない・・・!)
相手の力に戸惑うオボロを他所に、カラリッジは掴み取ったオボロの刀をしげしげと眺める。
「へぇ~、変わった色をした剣じゃねぇか。こりゃ売っぱらったらメシ代位は稼げそうだな。よこせよ」
「お断りします!それより僕は先を急いでいますのでどいてください!!」
「てめぇこの状況がわかってんのか?」
そう言うがが否や、オボロの身体が後ろに吹き飛ばされた。その拍子に思わず刀を手放してしまったオボロは、地面に叩きつけられて声を上げる。
「うっ・・・!!」
激しい痛みが腹から広がり、同時に焼けるような匂いがした。
「お前、俺様の身体が固いだけだと思ってるだろ?それだけじゃねぇんだよ」
カラリッジは奪い取った刀を刀身から柄の部分に持ちかえた。するとジュウジュウと焼け爛れるような匂いと煙がたちまち上がった。
(熱・・・)
「この通り、俺様の身体はちゃっちぃモンなら燃えて無くなっちまう位の熱を保ってる。その気になりゃテメェのそのツラ、二度と見れないくらいに焼き潰してやることだって出来るんだぜ?」
月の光を背に、カラリッジはオボロに向かって掌を見せ付ける。
「もう武器は頂戴しちまったからな。お前に用は無ぇ。このまま尻尾巻いて間抜けに逃げるか、焼き殺される覚悟で取り返すか、どっちにする?」
カラリッジの問いに、オボロは無言のまま立ち上がって敵を睨み返した。
「僕はやらなければならない事が残っています。それにはその刀が必要になることだってあります。だから僕は逃げません。どんな手を使っても貴方からそれを取り戻します!」
カラリッジは口の端を吊り上げて笑う。
「ケケケ!!じゃぁこうするか!」
カラリッジに捕らえられていた刀がポーンと高く投げられた。刀は月夜をグルグルと回転しながら舞う。緑の刀身が金色の光とあいまって美しく光を放つ。
その瞬間に、カラリッジは拳に熱を溜めてオボロに向かって突進してきた。
(くっ!避けられない!!)
先ほど受けた傷が思っていたよりもダメージが酷かったらしく、オボロは成す術が無いまま立ち尽くす。

その時であった。


▼ 続
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by 2-ji | 2009-01-13 14:49 | ▲ 創作キャラ
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